前々回は、「恐怖症や苦手意識はなぜ生まれるのか」について。

前回は、「その感情をどうやって手放すのか」についてお話ししました。

今回は、その感情を「水」にたとえながら、もう少し深いところまでお話ししていきたいと思います。
感情を「水」にたとえるなら
人は、日々さまざまな出来事を体験しています。
嬉しいこと、楽しいこと、つらいこと、悲しいこと。
その出来事のひとつひとつに伴って、心の中に感情が生まれます。

この感情を「水」に例えてみると……。

軽い感情は、昇華する
嬉しい、楽しい、幸せ……。
こうしたプラスの軽い感情は、生まれると、すぐに昇華していきます。
水が蒸発して空気中に消えていくように。

重い感情は、フリーズして残る
一方で、つらい、悲しい、怖い、怒り、恨み、罪悪感、……。
こうしたマイナスの重い感情は、フリーズし、氷のように冷凍庫に保存されていきます。

そして、その冷凍庫を背負ったまま、人は生まれ変わる
ここで、大切な視点があります。
この「心の冷凍庫」は、ひとつの人生の中だけで完結するものではない、ということです。

つまり、その冷凍庫を背負って、転生していく……。

① 過去世で凍った感情が、今世に持ち越される
過去世で生まれた強い感情を、解放できないまま人生が終わってしまうと、それはフリーズした状態で今世に持ち越されます。
生まれたばかりの赤ちゃんが、まだ言葉もわからないのに、心の奥に感情の冷凍庫を抱えて生まれてくる。そんなイメージです。
これが、「理由もなく怖い」「なぜか苦手」といった、今世の中だけでは説明のつかない感情の正体になっていることがあります。

② 今世で生まれた感情も、来世に持ち越されることがある
同じ状況を視点を変えて見てみると。
「今」というのは、過去世から見れば未来であり、来世から見れば過去でもあります。
ですから、今世で生まれた強い感情も、今世のうちに解放できなければ、冷凍庫に保存して、来世へと持ち越すことになります。
感情は「過去世 → 今世 → 来世」へとつながっている
このように、感情は時間を超えて、続いていきます。

冷凍庫を抱えたまま生きていくのか。それとも、の冷凍庫の氷(感情)を取り出し、溶かしていく……。つまり、手放していくのか。
その選択は、いつでも「今」からできます。

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