
👤 相談者
30歳・女性
📝 今回の謎
人目があるところでは、食べることができない
🕒 いつから?
高校生のころには、すでに
📍 現在の状態
人目があると食べられず、外食や食事の誘いは断っている。
⚠️ 日常生活への支障度
★★★★☆(5段階中4)
🔍 謎を解く手がかり ☑幼少期 □胎児期 □過去世
✨ 謎が解けたあとの変化
即効性あり(書き換えはわずか30秒)
人前で食べられない
これは、2021年にレイキ伝授にいらしたWさんのお話です。
伝授は午前中から夕方まで行なうので、途中でお昼休憩をはさみます。
「お昼にしましょうか」と声をかけると、Wさんはおにぎりを持ってきたけれど、ちょっと外に出て食べてきますと。
理由を聞くと、人前では食べられないというのです。
親しくて気のおけない人や大勢でなら平気だけれど、1対1や少人数ではダメ、ましてや初対面の人とは到底無理だと。
それなら私は別室で食べるからと、Wさんにはひとりで食べていただいたのですが、これは大変だろうなと思いました。
食事に誘われても、なんとか理由をつけて断らなければいけない。
カフェやレストランにも入れない。
「はい、お土産~」と職場で配られたお菓子もその場では食べられずに、自宅に持ち帰るのだそう。
Wさんはとってもかわいくてチャーミングな方です。
「デートに誘われたときはどうするの?」
「お酒だけを飲んで、食べないようにします。私、お酒を飲むときはあまり食べないんです、って言って」
う~ん、それは困るだろうなあ。
誰かと出かけていてお腹が空けば、当然「何か食べる?」という話になりますし……。
30歳を過ぎたWさん。高校生のころには、すでにこの症状があったそうです。
誰かと出かけているときにお腹が空けば当然、「何か食べる?」となりますし……。
30歳過ぎのWさん、高校生の頃にはすでにこの症状があったそうです。
これじゃあ、日々の生活に支障をきたしていますよね。
「これを解放してあげたい!」と思いました。
原因は父の厳しいしつけだった
「人前で食べられなくなったきっかけ」をリーディングします。
過去世は浮かびません。
原因は今生の子ども時代のような気がします。
Wさんを潜在意識に軽く誘導したり、子ども時代の話を聞いたりすると、お父さんが小さいころから食事のマナーにとても厳しかったことがわかりました。
「人前で汚い食べ方をするな」
家でも、親戚の集まりでも、外食のときでも、
いつもそう言われ続けたそうです。
たぶん、これがトラウマになっているのでしょう。
Wさんは、食べるところを人に見られたくないのです。
汚い食べ方をしていないか。
食べているところを、どう思われるのか。
それが気になってしまうのだと思います。
「解放」をまったく知らないWさん
さて、原因がわかったところで、ひとつ問題がありました。
実はWさん、ある占い師に「レイキをやるといいんじゃない?」と勧められ、「どこで受けたらいいですか?」と聞いたところ、「マサコさんという人のところへ行ってみたら?」と言われたそうです。
それでホームページを探し、速攻で申し込んでこられたのでした。
ですから、私が「解放」をしていることも、そもそも「解放」とは何かも、まったく知らないのです。
「心のデトックス1day講座」でお伝えしている解放のしくみや原理を、いきなり説明しても難しいでしょう。
そのとき、閃きました!
よし、一か八か、やってみよう。
筋肉反射で潜在意識に聞いてみる
私:ちょっと、床に横になってもらえますか?
Wさん:え? 横になる?
私:そうそう。そして、「私は人前で食べることができる」と言って、両足をそろえて上げてみてください。
Wさん:(足を上げようとする)

私:うん、上がりませんよね。これは筋肉反射です。潜在意識に答えを聞いたんです。「イエス」なら上がるし、「ノー」なら今みたいに上がらないんです。
つまり今の段階では、Wさんの潜在意識は「人前で食べることができる」とは思っていない、ということです。
Wさん:はあ……?
わずか30秒の書き換え
よく分からずにいるWさんに、間髪入れず、
私:はい、目を閉じて!
こういうのは、リズムが大事です。
私:「人前で食べられない」と思っているエネルギー(A)を見ます。

それを手放すエネルギー(B)を見ます。

パッと書き換えます。

Wさん:え? あ、はい!
私:もう1回やりますよ。
はい、Aを見て!
Bを見て!
パッと書き換えて!
私:もう1回!
Aを見て!
Bを見て!
パッと書き換えて!
私:はい、では、もう一度「私は人前で食べることができる」と言って、両足をそろえて上げてみてください。
Wさん:は、はい。
おお!
足が……!
上がりました!

私:やったあ! これでOK。もう人前で食べられます!
Wさん:え、え……?
ほら、もう人前で食べられるよ!
何がなんだか分からずにいるWさんに、テーブルの上のお菓子を勧めます。
私:お菓子、食べてみてください!
「え……」と躊躇するWさん。
もちろん朝から、お菓子には一切手を付けていません。
私:大丈夫、大丈夫、 だって今、足が上がったでしょう?
Wさんの潜在意識がもう人前で食べられるって思っているんです!
食べてみて? 私、向こうを向いているから。
そう言って、Wさんに背を向けました。
おそるおそる手を伸ばしたWさん。
お菓子を口に入れて……。
私:(背中越しに)ね? 食べられるでしょう?
Wさん:はい。
私:(Wさんの方を向いて)次、このお菓子も食べてみて。これも。
Wさん:あ、はい。
Wさん、私の目の前でも普通に食べることができました!
呆気にとられたWさんは、
「今まで食べられなかったのは、何だったんでしょう……」
いちばん驚いたのは私
Wさんはそう言いましたが、実はいちばん驚いたのは私でした。
なぜなら、この解放は、とっさのアドリブだったからです。
普段やったこともない方法を、その場の閃きでやってみただけ。
30秒もかからない、パッパッという書き換えで、まさか本当に解放できるとは……。
でも、冷静になって考えてみると、これはシナリオだったのかもしれません。
占い師に勧められ、このタイミングでレイキ伝授に来たWさん。
そこで、人生にこれほど支障をきたしていた「人前で食べられない」を解放する。
最初から、そう決まっていたような気がします。
思い込みは「意図」で変えられる
何かのきっかけで、「思い込み」のエネルギーが生まれます。
そのエネルギーが、潜在意識の下から自分に制限をかけてくるのです。
Wさんは、それを手放しました。
エネルギーは「意図」で流れます。
ですから、過去に作った思い込みも、「手放す」と意図すれば変わるのです。
テレビのリモコンでチャンネルを変えるのと同じです。
8チャンネルを見ているときに、「他のチャンネルでは、どんな番組をやっているのかな?」と、自分の「意図」で6チャンネルや4チャンネルに変えると、見える世界が変わります。
同じように、思い込みも「書き換え」で変えられます。
そして、自分に見える世界が変わっていくのです。
「想いが現実を創る」のも、同じ原理です。
Wさんの書き換えにかかった時間は、わずか30秒でした。
人々の意識が加速しているからでしょう。
書き換えは、どんどん簡単に、スピーディーになっているようです。
この方法は誰にでも合うわけではない
ただし、このときWさんに行なった方法が、誰にでも当てはまるわけではありません。
その後いろいろ試してみましたが、人によるようです。
パッパッとリズミカルにできる人には向いていますが、「えっと……」と考えてしまう人には向きません。
人前で食べられない。
そんな理由のわからない「できない」の奥には、子どものころの思い込みが隠れていました。
その思い込みを手放すと、たった30秒でも変化が起きるのだから不思議!です。
今回の書き換えプロセス
父が食事のマナーにとても厳しく、「人前で汚い食べ方をするな」と言われて育った
食べているところを見られたら、どう思われるだろうという不安と恐れ
人目があるところでは、食べることができない
「人前で食べられない」と思っているエネルギーを、パッパッと書き換えて手放した
その場でお菓子を食べられた。書き換えにかかった時間は、わずか30秒
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