今住んでいる場所に引っ越してきて、早いもので7年目になります。
当時、物件を探して不動産屋さんを回っているときも、道を歩いているときも、絶えず「もう何もいらない、もう何もいらない」という言葉が降ってきていました。
あまりにも言われ続けるので、「もう命が終わるのかな」とさえ思ったほどです。

物件が決まり、引っ越しの準備を始めると、子どもや犬の成長記録、家族旅行の写真やビデオが段ボールで15~20箱ほどあります。
戸建てから狭いマンションへの引っ越しだったので、正直、保管場所に困るなと思ったら、息子が「それ、誰が見るの?」って……。![]()
「僕は見ないよ」
……だとしたら。
後生大事に取っておいて、誰が見るんだろう?
この先の人生で、私が「そうそう、こんな時もあったよね」と過去を懐かしむ時間がくるだろうか?

いや、それはないだろうな……
「なので、全部処分しました」と(1月2日の講座日に)生徒S氏に話したら、
S氏:例えば、子供時代に「あれ、好きだったな。これ好きだったな」っていうの、あるじゃないですか? テレビにしろ、趣味にしろ。
そういうのも一切興味ないんですか?
私:う~ん……
ないですね!
私:なぜ(そんなふうに)変わったかっていうと、やっぱりこの解放を始めてからなんですよね。結局、過去を懐かしむってことは、過去の感情にもすごい焦点を当てちゃうっていうか。
私:昔は、もう終わったことなのに、ぐじぐじと(過去を)振り返っては、過去の感情をず~っと握りしめてるタイプだったんです。
私:それを手放す訓練を15年間やってきたじゃないですか。
そしたらもう「今」しか見なくなった。
私:過去も見てないし、未来も見てないし、「今」にしか焦点を当ててない。
私:「いかに今日を楽しく生きる」か、
「今、何をやるか」しか見てなくて。
私:きっとこれから生まれてくる人たちとか、今の10代・20代の人もそういう感じになってると思います。
私:「過去」って振り返ってもしょうがないなぁって。
私:昔の写真やビデオを見れば「あ~、懐かしい! そうそう、こんなこと、あったね」とは思うかもしれないけど、「だから?」って。笑
それはもう「過去」のこと。
それよりも、
今、何をするか、
今、何を楽しむか
を考えたい。
私:そういう人になっちゃったんです。
(つづく)
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