なぜあのとき「宝船」を沈めたのか(6)

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(つづき)

山の中の洞窟から仙人のようなおじいさんが姿を現しました。

Tさんの過去世の人です。

彼が私をある場所へと案内してくれます。

 

祠が視えます!

この「祠」が重要な意味をもつことが、のちほど判明するのです。

私:祠の中に「何か」が置かれていて、それを誰かが持ち去ったんだと思う。

私:それを奪い返そうと追いかけてる人がいる。
何が置かれていたんだろう? 

 

ああ!

わかりました!

そこにあったのは、「エネルギー」です!

しかもそのエネルギーはどんな物質にも変換できるもの。

 

全体像はこうです。

Tさん(=人間界では仙人の姿に見える)は、天界から人間のために「エネルギー」を携えて降りてきた。

山の中に祠を作り、そこにそのエネルギーを置いた。

 

これは素粒子のような性質を持ち、思念によって物質に変換することができる。

サイババが何もない空間から物質を出現させたのと同じようなことが。

 

たまたま通りかかった一人の人間が、そのエネルギーに気づく。

いわゆる「視える」人だったんだと思う。

「すごいもの、見つけたぞ!」って、持ち去った。

 

Tさんはそれを見て焦った。

なぜなら、その人は黒い人(=闇の人)。

エネルギーそのものは中立だから、善にも悪にも使える。
相手が黒い人である以上、それがどんな方向に使われるかは、容易に想像できる。

 

ドローンやロケットが、平和にも破壊にも使われるのと同じ…

まずいことになったぞ、って。
Tさんは取り返そうとして追いかける。

相手も奪われまいと護身用に持っていた短刀で応戦する。

 

Tさんはじりじりと崖に追い詰められる。

Tさんは天界の人だから、相手の思考が読める。

 

「この人は、エネルギーから武器、つまり銃を作り出そうとしている」

「それを使っちゃいけないでしょ」って思ってる。

 

私:現に人間界では、人を殺す道具として銃が作られるようになるよね?

ライフル銃で巨万の富を得たサラウィンチェスチェスター家が呪われた家系と語られているのも、人殺しの道具お金儲けをしたことへの象徴的な話だと思うんです。

 

Tさんは自分がもたらしたエネルギーをそんなことのために使ってほしくない。
だから奪い返そうと思ったんだけど、結局崖から落ちて亡くなる。

 

私:Tさんの役目は「エネルギーを人間界に下ろすこと」までで、それを誰に渡すか、どう使われるかまでは介入できなかったんだと思います。

 

私:私たちが昨年「清算」した生徒ハルさんの、平安時代の過去世も同じでしたよね。

人の役に立てばと、陰陽師たちに呪術や知識を伝えたら、それが私利私欲のために使われてしまって。

 

良かれと思って知識や技術やエネルギーを降ろしても、その使い道までは制御できないっていうか。

Tさんが、宝船ごと自分を海に沈めた過去世も、同じ理由でした。

宝を闇の人々に渡したくなかったからです。

 

メグミ:繰り返してるって事ですよね?

私: そうだよね。転生しながら繰り返してる。

だから、書き換えて清算しなくちゃ。

 

そう言った瞬間、書き換えのストーリーが視えました。

(つづく)

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