(つづき)
Tさんが部屋に入るなり、窓のほうを見て、「この窓を突き破って落ちそうでこわいですね」と言ったのです。![]()
確かに、窓は大きいですが…。
仮に高所恐怖症だとしても、ここは5階です。
高層階というほどでもないし、ましてや部屋の中にいて「落ちそうでこわい」なんて……?
そう言うと、
Tさん:崖から落ちた過去世でもあるんですかね?
あ!
そうかも!
実は、人は
「何気なく」
「特に何も考えずに」
口にした言葉の中に、過去の記憶をにじませていることがあります。
Tさんも、ご本人が気づかないまま、その「記憶」を引っ張り出したのだと思いました。
ヴィジョンが視えます。
山の中? 林の中?
普段は足を踏み入れないような場所に(過去世の)Tさんがいます。
足を滑らせたのでしょうか。
高い崖から落ち、命は助かったものの、周囲には救助してくれる人もおらず、そのまま力尽きてしまったようでした。
でも、なぜ、そんな場所にいたのかな?
どうして落ちたんだろう?
気になるけれど、この話はいったん後回しにして、先に「宝船」を視ることにしました。
たくさんの宝を積んだ船が、海を渡っているのが見えます。
Tさんも、その船に同乗しています。
もうすぐ陸に着くというところまで来たとき、Tさんの顔が曇りました。
そして突然、
彼は船を――
自分もろとも――
ブクブクと沈め始めたのです。
Tさんはどうやら天界の存在のようです。
人間たちにとって、「宝」となるエネルギーを運んでいたのです。
けれど、陸には闇の人たちが待ち受けていました。
エネルギーそのものは中立で、使う人によって、光にも闇にもなります。
このエネルギーを、彼らの手に渡すわけにはいかない。
大変なことになってしまう。
そう思ったTさんは、自ら船を沈めたのでした。
きっとそのとき、Tさんと天界とのつながりも、断たれてしまったのだと思いました。
再び力を取り戻すために、
もう一度「上」とつながるために、
今世でやらなければいけないことがある。
Tさんが、私がどうやって過去世を視ているのか、興味を持ったようなので、
私:簡単ですよ。
リーディングやチャネリング、潜在意識につながる、上とつながるって、誰にでもできます。
今や、方法さえ分かれば、誰でもできる時代なんです。
私:あ、Tさん、今やってみましょう!
私は「すべての答えは自分の中」にあると思っています。
16年前、ヒプノセラピーを学ぼうと思ったのも、「答え」を占い師や霊能者に教えてもらうのではなく、自分で知りたかったからです。
自分で視た答えが一番腑に落ちます。
なので、「鑑定をする」ことよりも、
「自分で潜在意識につながり、答えを知る方法」を教えること
に興味があるのです。
Tさんならきっとできるという予感がしました。
私:目を開けたままでいいです。
(白い壁を指さしながら)ここを見てて。
私が誘導するので、そこに現れるビジョンを見てください。
そう言って、誘導を始めました。
いつものように、「森」をイメージしてもらい、誘導を進めていきます。
案の定、Tさんはすらすらと見えています!
森の中を冒険し、最後に自分のガイドからプレゼントを受け取る場面にきました。
私:何をもらいましたか?
Tさん:箱です。
私:開けてみて?
Tさん:黒いものが入っています。
ザワザワします。
いつもなら、光の玉や、花、石など、どちらかというと「助けになるもの」を受け取ることが多いのですが……。
「これを解放しなさい」と言われている気がしました。
これこそが、今、彼がクリアにするべきもの。
ガイドはそれを教えてくれたのだと思いました。
本来ならここで誘導は終了なのですが、試しに過去世退行をやってみることに。
Tさんはちゃんと見えています!
西洋の古い時代のようです。
子どものTさんが両親と一緒に食事をしている場面が出てきました。
その人生を、5年後、10年後へと進めてみると――
なんと、あの崖の場面が再び現れたのです!
(つづく)
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