ヒプノセラピーって……
さて、これは2017年11月のブログ記事をリライトしたものです。
今、過去12年分のアメブロ記事を電子書籍化しているのですが、ちょうど2017年度分をまとめていて、「そうそう、こんなこと、あったな~」って。
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生徒H子さんは、ヒプノセラピーを受けてきたそうです。
子供のころへ退行し、(ああ、こんな出来事もあったなあ……)と思い出したそうです。
が、セラピー終了後、
(だから?)
(昔の出来事を視たけど、それで?)
(視たけど、何も変わらないし?)と疑問に思ったそうです。
ヒプノセラピーは、セラピストさんによってもやり方が違いますが、一般的には「前世」や「子供の頃」の場面を見るだけで 「解放」をしません。(2017年当時の話です)
だから「気づき」はあっても、心が楽にならないことも……。
前世を視ただけでは何も変わらない
たとえば、子供の頃によく母親に叱られていたとします。
ヒプノセラピーでその場面が出てきて、
(ああ、お母さんは私のしつけのために叱っていたんだ、ちゃんとした人間に育てようと必死だったんだ)
とわかったとしても、 だからといって心が軽くなるとは限りません。
頭で理解できることと、心の重しは別なのです。
出来事は時が経てば風化し、やがて記憶から消えていきますが、そのときの「感情」は潜在意識にしっかりと刻まれています。
特に「悲しかった」「つらかった」などのマイナス感情は。
そして、大人になった自分に影響してくるのです。
叱られる=自分を否定されるわけですから、
「自分を好きになれない」
「自信がない」
「私なんて」
と自己否定する人間になります。
当時の感情が蘇ったままになることも
ですから、気持ちを楽にするには、そのときの「感情」を「解放」する必要があります。
それゆえ、私はヒプノセラピーを改良し、「ミラクルセラピー」という 「解放のためのツール」を作り、教えてきました。
正確にいうなら、このツールは私が作ったものではなく、「上」がやりなさいと伝えてきたものです。
2013年、ヒプノセラピーを教えていた時のこと。
生徒さんがクライアント役、私がセラピスト役でお手本を見せていたのですが、かなりヘビーな過去世が出てきました。
このまま覚醒すると、このときの「感情」が蘇ったまま、残ってしまいそうです。
たまにそういう話を聞くことがあります。
ヒプノでつらい過去世を視た後、3日間、つらくてつらくて涙が止まらなくて困ったとか、怒りが出てきて、その後数日間、怒りが消えずに困ったとか。
私も同様の経験があるのでよくわかります。
過去世や子供の頃の出来事を「見ただけ」で終わりにしてしまうと、記憶の中に埋もれていた当時のつらい感情をわざわざ掘り起し、再体験しただけに留まってしまいます。
つまり、悪臭がするからと退行して原因を視に行き、「残飯がある」とわかったのに、そのままにして戻ってくるようなものです。

原因がわかっただけで処理をしていないので、悪臭はなくなりません。
過去の「感情」を解放する
ですから 「解放」は必須なのです。
しかし、そのころの私には、「これ!」といった画期的な解放の方法が わかりませんでした。
ヒプノを習った先生からは、「書き換えはお勧めできない、セッションでは使わない方がいいと思う」と言われました。
当時、ヒプノセラピーのセッションでは、過去世の書き換えはほとんど行われていなかったと思います。
たいていは過去世を視て、中間世(あの世)へ行って、何が学びだったかなどの 「気づき」を得るというパターンで、セラピストさんによっては過去世だけを視せて、中間世へは行かない方もいらっしゃいます。
ヒプノセラピーといえども、セラピストさんによってやり方はさまざまなのです。
人はそれぞれ役目が違うのでどのような方法であってもOKです。
そして、もちろんクライアントさんは、自分の必要なタイミングで、自分が必要とするセラピストさんのところへ行くことになっています。
「感情」を書き換えるとは?
さて、練習中のこのヘビーな感情を手放すには書き換えるしかない……とやってみると、生徒さんが 「うわあ! 気持ちがすっと楽になった!」と言うのです。
以前、仲間内の勉強会で書き換えを練習したときも皆が感動し、
「なに、これ? 気持ちが変わる!」
と絶賛していました。
書き換えをすると見事に感情が外れていくのです。
そしてあるとき、ガイドがこう言ってきました。
「あなたも実感したように、これが、一番効果がある。これからの時代は、この手法が必要。あなたはこれをみんなに伝えていきなさい」
私:え~っ? でも、先生もお勧めできないって言ってたし、先に出てきた過去世を書き換えるって、どうなんですか?
ガイド:「書き換え」という表現を使っているが、上書きしているわけではない。
ああ、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の映画のように、過去世を「上書き」して 変えているわけではないんですね?
じゃあ、「書き換え」って何が起きているんですか?
あなたが視た瞬間に「前世」が生まれる
最初から、A(書き換え前の過去世)も、 B(書き換え後の過去世)も どちらも存在していて、最初は「A」をみていたけど、「B」に視点を変えただけ?
たとえば目の前に リンゴとバナナがあって、 最初はリンゴを見ていたけど、次に隣のバナナに視線を移すみたいな?

ガイド:そうではない。AもBも、あなたが視た瞬間に生まれる。Aを見た瞬間にAが生まれ、Bを見た瞬間にBが生まれる。
私:わ、わかんない……。最初からリンゴもバナナもあるけど、 自分がリンゴを見ているときは リンゴの存在する世界が見えるし、バナナを見ているときは、バナナの存在する世界が見える。
そういうことではないの?
ガイド:ちがう。あなたが見た瞬間にそれぞれの世界が生まれる。
私:じゃあ、最初からリンゴもバナナもないってこと?
ガイド:ない。見た瞬間に「ある」。
私:あ、あの、よくわからないんですけど……。もっとわかるように説明してください。
ガイド:もともと何もない。あなたが「見た瞬間」に生まれる。
私:あの……。
意味が分からず、何度も何度も尋ねていると、
ガイド:この世界のことを、あなたたちの頭で理解できるように説明することは難しい。
それはそうですよね、次元の違う話ですから。
5次元の世界を 3次元の脳みそで理解できるわけがありません。
大学生が幼稚園児に連立方程式を教えても、「 エックチュ(X)って? ワイ(Y)って?」

何度聞いてもちんぷんかんぷん……。
概念自体を掴むことができません。
「あなたが見た瞬間にその世界が生まれる」の意味を理解するのに、1年を要しました。
前世はあるのか、ないのか?
その間には、ヒントを携えてやってきた人もいました。
スピの講座で出会った人が家に遊びに来て、こう言ったのです。
「私、時空間が見えるんです。今ここには私とマサコさん、ふたりの空間があるだけで他には何もありません」
「マサコさんが『目黒駅』と思った瞬間に 目黒駅が現れるんです」
これって……。
ガイドとおんなじことを言ってる!
量子論のコペンハーゲン解釈によると、「誰も見ていないとき、月は存在しない。月は人が見たときにはじめて存在する」 ということらしいのです。

つまり、ガイドの言わんとしていることは、量子論の世界の話ですよね?
リンゴを見たときにはじめてリンゴが存在する。
バナナを見たときにはじめてバナナが存在する。
だから「過去世の書き換え」は、最初に視た過去世を 「上書き」しているわけではないということです。
「書き換え」という表現が紛らわしいのですが、 要は別々のものを視ているということでしょう。
では、なぜ「A」と「B」、別々のものを視ると「感情」がすっと変わるのでしょうか?
その原理を自分なりに把握するのに、さらに1年かかりました。
感情は「素粒子」であり、個々の周波数を持っている。
「書き換え」と称して新たなストーリーを見ることで、新しい「感情」を体験すると、潜在意識に変容が起きるわけです。
ヒプノもそうですが、これからの時代、セラピーには量子力学の概念が必須だと思いました。
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さて、結論です。
「時間」の概念が存在する「3次元」の視点では、過去・現在・未来という捉え方をするので、前世は「ある」ことになります。
しかし、「5次元」の視点でみると、前世は「視た瞬間に生まれる」ことになります。
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