【№011】なぜ人前で食べられない?|父に言われ続けた言葉

👤 相談者
30歳・女性

📝 今回の謎
人目があるところでは、食べることができない

🕒 いつから?
高校生のころには、すでに

📍 現在の状態
人目があると食べられず、外食や食事の誘いは断っている。

⚠️ 日常生活への支障度
★★★★☆(5段階中4)

🔍 謎を解く手がかり ☑幼少期  □胎児期   □過去世

✨ 謎が解けたあとの変化
即効性あり(書き換えはわずか30秒)

人前で食べられない

これは、2021年にレイキ伝授にいらしたWさんのお話です。

伝授は午前中から夕方まで行なうので、途中でお昼休憩をはさみます。

「お昼にしましょうか」と声をかけると、Wさんはおにぎりを持ってきたけれど、ちょっと外に出て食べてきますと。

理由を聞くと、人前では食べられないというのです。

親しくて気のおけない人や大勢でなら平気だけれど、1対1や少人数ではダメ、ましてや初対面の人とは到底無理だと。

それなら私は別室で食べるからと、Wさんにはひとりで食べていただいたのですが、これは大変だろうなと思いました。

食事に誘われても、なんとか理由をつけて断らなければいけない。


カフェやレストランにも入れない。

「はい、お土産~」と職場で配られたお菓子もその場では食べられずに、自宅に持ち帰るのだそう。

Wさんはとってもかわいくてチャーミングな方です。

「デートに誘われたときはどうするの?」

「お酒だけを飲んで、食べないようにします。私、お酒を飲むときはあまり食べないんです、って言って」

う~ん、それは困るだろうなあ。

誰かと出かけていてお腹が空けば、当然「何か食べる?」という話になりますし……。

30歳を過ぎたWさん。高校生のころには、すでにこの症状があったそうです。

誰かと出かけているときにお腹が空けば当然、「何か食べる?」となりますし……。

30歳過ぎのWさん、高校生の頃にはすでにこの症状があったそうです。

これじゃあ、日々の生活に支障をきたしていますよね。

「これを解放してあげたい!」と思いました。

原因は父の厳しいしつけだった

「人前で食べられなくなったきっかけ」をリーディングします。

過去世は浮かびません。

原因は今生の子ども時代のような気がします。

Wさんを潜在意識に軽く誘導したり、子ども時代の話を聞いたりすると、お父さんが小さいころから食事のマナーにとても厳しかったことがわかりました。

「人前で汚い食べ方をするな」

家でも、親戚の集まりでも、外食のときでも、
いつもそう言われ続けたそうです。

たぶん、これがトラウマになっているのでしょう。

Wさんは、食べるところを人に見られたくないのです。

汚い食べ方をしていないか。
食べているところを、どう思われるのか。
それが気になってしまうのだと思います。

「解放」をまったく知らないWさん

さて、原因がわかったところで、ひとつ問題がありました。

実はWさん、ある占い師に「レイキをやるといいんじゃない?」と勧められ、「どこで受けたらいいですか?」と聞いたところ、「マサコさんという人のところへ行ってみたら?」と言われたそうです。

それでホームページを探し、速攻で申し込んでこられたのでした。

ですから、私が「解放」をしていることも、そもそも「解放」とは何かも、まったく知らないのです。

「心のデトックス1day講座」でお伝えしている解放のしくみや原理を、いきなり説明しても難しいでしょう。

そのとき、閃きました!

よし、一か八か、やってみよう。

筋肉反射で潜在意識に聞いてみる

私:ちょっと、床に横になってもらえますか?

Wさん:え? 横になる?

私:そうそう。そして、「私は人前で食べることができる」と言って、両足をそろえて上げてみてください。

Wさん:(足を上げようとする)

私:うん、上がりませんよね。これは筋肉反射です。潜在意識に答えを聞いたんです。「イエス」なら上がるし、「ノー」なら今みたいに上がらないんです。

つまり今の段階では、Wさんの潜在意識は「人前で食べることができる」とは思っていない、ということです。

Wさん:はあ……?

わずか30秒の書き換え

よく分からずにいるWさんに、間髪入れず、

私:はい、目を閉じて!

こういうのは、リズムが大事です。

私:「人前で食べられない」と思っているエネルギー(A)を見ます。


それを手放すエネルギー(B)を見ます。

パッと書き換えます。

Wさん:え? あ、はい!

私:もう1回やりますよ。
はい、Aを見て!
Bを見て!
パッと書き換えて!

私:もう1回!
Aを見て!
Bを見て!
パッと書き換えて!

私:はい、では、もう一度「私は人前で食べることができる」と言って、両足をそろえて上げてみてください。

Wさん:は、はい。

おお!
足が……!

上がりました!

私:やったあ! これでOK。もう人前で食べられます!

Wさん:え、え……?

ほら、もう人前で食べられるよ!

何がなんだか分からずにいるWさんに、テーブルの上のお菓子を勧めます。

私:お菓子、食べてみてください!

「え……」と躊躇するWさん。
もちろん朝から、お菓子には一切手を付けていません。

私:大丈夫、大丈夫、 だって今、足が上がったでしょう? 

Wさんの潜在意識がもう人前で食べられるって思っているんです! 

食べてみて? 私、向こうを向いているから。

そう言って、Wさんに背を向けました。

おそるおそる手を伸ばしたWさん。
お菓子を口に入れて……。

私:(背中越しに)ね? 食べられるでしょう?

Wさん:はい。

私:(Wさんの方を向いて)次、このお菓子も食べてみて。これも。

Wさん:あ、はい。

Wさん、私の目の前でも普通に食べることができました!

呆気にとられたWさんは、

「今まで食べられなかったのは、何だったんでしょう……」

いちばん驚いたのは私

Wさんはそう言いましたが、実はいちばん驚いたのは私でした。

なぜなら、この解放は、とっさのアドリブだったからです。

普段やったこともない方法を、その場の閃きでやってみただけ。

30秒もかからない、パッパッという書き換えで、まさか本当に解放できるとは……。

でも、冷静になって考えてみると、これはシナリオだったのかもしれません。

占い師に勧められ、このタイミングでレイキ伝授に来たWさん。
そこで、人生にこれほど支障をきたしていた「人前で食べられない」を解放する。

最初から、そう決まっていたような気がします。

思い込みは「意図」で変えられる

何かのきっかけで、「思い込み」のエネルギーが生まれます。
そのエネルギーが、潜在意識の下から自分に制限をかけてくるのです。
Wさんは、それを手放しました。

エネルギーは「意図」で流れます。
ですから、過去に作った思い込みも、「手放す」と意図すれば変わるのです。

テレビのリモコンでチャンネルを変えるのと同じです。

8チャンネルを見ているときに、「他のチャンネルでは、どんな番組をやっているのかな?」と、自分の「意図」で6チャンネルや4チャンネルに変えると、見える世界が変わります。

同じように、思い込みも「書き換え」で変えられます。
そして、自分に見える世界が変わっていくのです。

「想いが現実を創る」のも、同じ原理です。

Wさんの書き換えにかかった時間は、わずか30秒でした。

人々の意識が加速しているからでしょう。
書き換えは、どんどん簡単に、スピーディーになっているようです。

この方法は誰にでも合うわけではない

ただし、このときWさんに行なった方法が、誰にでも当てはまるわけではありません。

その後いろいろ試してみましたが、人によるようです。

パッパッとリズミカルにできる人には向いていますが、「えっと……」と考えてしまう人には向きません。

人前で食べられない。


そんな理由のわからない「できない」の奥には、子どものころの思い込みが隠れていました。


その思い込みを手放すと、たった30秒でも変化が起きるのだから不思議!です。

今回の書き換えプロセス

STEP
出来事(幼少期)

父が食事のマナーにとても厳しく、「人前で汚い食べ方をするな」と言われて育った

STEP
生まれた感情

食べているところを見られたら、どう思われるだろうという不安と恐れ

STEP
今の自分への影響

人目があるところでは、食べることができない

STEP
解放

「人前で食べられない」と思っているエネルギーを、パッパッと書き換えて手放した

STEP
効果

その場でお菓子を食べられた。書き換えにかかった時間は、わずか30秒

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