
👤 相談者
30代・女性
📝 今回の謎
「結婚したい」と言いながら、なぜか結婚に踏み出せない
🕒 いつから?
5歳のときから
📍 現在の状態
「早く結婚しなきゃ!」という強迫観念にとらわれている
⚠️ 日常生活への支障度
★★☆☆☆(5段階中2)
🔍 謎を解く手がかり ☑幼少期 □胎児期 □過去世
✨ 謎が解けたあとの変化
効果あり
結婚したいのに、どうして怖いんだろう?
これは、2017年の講座生・Gさんの事例です。
この日の講座は、自分の中にいるサブパーソナリティとの対話。
説明のあと、さっそくワークに入りました。
「結婚」をめぐる3人のサブパーソナリティ
Gさんが設定したテーマは「結婚」です。
独身の彼女は、普段から「結婚したい~!」と口にしています。
サブパーソナリティの講座では、「〇〇したい」というテーマに対して、あえて正反対の「〇〇したくない人」も呼び出し、向き合ってもらうようにしています。
たとえば「ダイエットしたい」という人なら、「ダイエットしたくない人」にも登場してもらう、という具合です。
そこで今回も、「結婚したい人」に加えて「結婚したくない人」を呼び出すことに。
ついでに「どちらでもいい人」にも出てきてもらいました。
すると、それぞれ見事にキャラの立った3人が登場しました。(笑)
A:結婚したい人(リクルートスーツを着た22~23歳ぐらいの女性)
B:結婚したくない人(篠原涼子風の、「できる女子」。仕事もバリバリ、人生を謳歌している)
C:どちらでもいい人(紫色のジャージを着て、手にポテチを持っている)

「他に誰か登場したい人は?」と呼びかけると、Gさんのご両親が出てきました。
サブパーソナリティ会議、スタート
さっそく会議をスタートします。
A:女は賞味期限が決まってるから、さっさと結婚した方がいい!
B:今は自由に生きてるし、歳を重ねれば子どもは産めなくなるかもしれないけど、それがすべてじゃない。変な人と結婚するくらいなら、しないほうがいい。
C:(どうでもいいと言う感じで)来週の「アメトーク」は何かなあ?
母:世間一般として結婚してほしい、っていうのもあるけど、自分たちがいずれいなくなったときに、あなたに家族がいないのが心配。
父:一人前に結婚した君の姿を見たいと思っているよ。
A:ほらね! やっぱり結婚すべきよ! いい会社に入って、いい人見つけて、堅実にやっていかなくちゃ!
B:う~ん、一理あるかも。
ハイヤーセルフ:何をそんなに恐れているのか、それを自分でちゃんと理解しないとダメ! Aさんは、何かを恐れている。
「恐れ」の正体は、5歳のときの記憶
ここで、その「恐れを持っている」副人格を呼んでみます。
黒いモヤモヤしたものが出てきました。
これは、「Gさんが5歳
の時に生まれたパーソナリティ」のようです。
きっかけは、ご両親のケンカでした。
夜、寝ていたGさんは、両親の言い争う声で目を覚まします。
めったにケンカなどしない両親がケンカをしている姿を見て、
Gさんはこわくて、悲しくて、泣いてしまいました。
お母さんは「ケンカしてるわけじゃないから、大丈夫よ」と寝かしつけてくれましたが、Gさんは納得できず、モヤモヤした気持ちだけが残りました。
それほど衝撃的な出来事だったのです。
でも、この出来事と、「結婚しなきゃ!」が、どのように繋がっているのでしょうか。
ケンカをしない人と結婚しなきゃ!
Gさんは、「私は、ああいうケンカをしない人と結婚しなきゃ!」と思うようになったのだといいます。
でも、絶対にケンカにならない人なんているはずがない。
だから、結婚はあり得ない。
う~ん、不思議です。
ケンカがいやだから、結婚をしたくなくなった、というのならわかるのですが。
謎ときには、まず「解放」することも有効
こういう時は、考え込むより先に、「解放」に進みます。
解放のプロセスを見ることで謎が解けることがあるからです。
書き換えます。
(これも正確には「書き換え」ではないのですが、便宜上、そう表現します)
両親が言い争う場面までは、さっきと同じ。
が、今回は、泣きながら起きてきたGさんに、お母さんがきちんと説明してくれます。
・憎み合って喧嘩をしているわけではないこと、
・家のこと、子供のことなど、夫婦で真剣に話し合わなくてはいけないときもあること、
・戦っているわけではなく、話し合っているだけであること。
Gさんはその説明を聞いて納得し、安心して寝床に戻ります。
そして、良い方向にいくために互いに真剣に話し合うことは悪いことではなく、むしろ、そうやってちゃんと話し合うことは大切だと思えたのでした。
解放後のサブパーソナリティたちの変化
解放後。
A:楽になった! 今までは、わけのわからない強迫観念にとらわれていたけど、それがなくなった。
頭と心がようやくつながった感じ。結婚はしたいけど、必ずしなければならないとは思わなくなった。
その言葉を聞いて、ご両親が口を開きました。
「あの時に説明不足でごめんね。」
ああ、もしかして……。
マサコ:お母様たちは、Gさんが「結婚しなくちゃ!」という強迫観念に駆られているのは、あのときのケンカが関係していると知っていたから、この場に出てきてくださったんですか?
二人がこっくりとうなずきます。
そうか、子どもの頃のこの感情を解放させるために、来てくれたんだ。
最後にハイヤーセルフに意見を聞くと、
ハイヤーセルフ:もう大丈夫。Gさんも「ちゃんと真剣に話し合える人となら、結婚も悪くない」って納得したしね。
「結婚したい」の裏にあった恐れ
Gさんは「結婚したい」と言いながら、実は結婚に「恐れ」を抱いていました。
それは、「もし結婚するなら、ケンカをしない相手でなければいけない。早くそういう人を見つけなくちゃ!」という強迫観念です。
このセッションでは、その思い込みを解放しました。
今回の書き換えプロセス
夜中、両親の言い争う声で目を覚まし、怖くて泣いてしまった。母に「ケンカじゃないから大丈夫」と言われたが、納得できなかった
恐れと悲しみ。「私は、ケンカをしない人と結婚しなきゃ」という思い込み
「早く結婚しなきゃ!」と焦る一方、ケンカをしない人などいないため、結婚への恐れがあった
母が「憎み合っているのではなく、大切なことを真剣に話し合っているだけ」と、きちんと説明してくれる場面に書き換えた
強迫観念が消え、「結婚はしたいけど、必ずしなければならないとは思わない」と楽になった
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